シミが付いたら、とにかく出来るだけ早く落とすことが大切です。
外出先であれば、水溶性のシミは水で濡らしたハンカチなどの布で叩き、油溶性のシミはティッシュ等でつまんでおきましょう。
◆水溶性シミ(例:コーヒー、お茶、果汁、醤油)
1.水で固く絞った布で上から叩く。
2.中性洗剤を少し染み込ませる。布を敷き、上からブラシなどで叩き、布にシミを移し取る。
3.取れなければ、漂白剤を用いて同様に。漂白剤を使用する場合は、目立たない部分で布が脱色しないか確認してから!
4.最後に水をスプレーして、残った洗剤や余分な水をタオルに移し取る。
※布地が白く綿や麻であれば塩素系、他は酸素系を使うと良いでしょう。
◆油溶性シミ(例1:口紅)
1.ベンジン※などを染みこませる
2.布を敷き、上からブラシなどで叩き、布にシミを移し取る。
3.中性洗剤をシミの周囲から染み込ませ、再びブラシで布にシミを移し取る。
4.輪ジミができたら、洗剤液(漂白剤)を用いて上記と同じようにする。
5.最後に水をスプレーして、余分な水をタオルに移し取る。
※火気に十分注意し、換気をしながら使用して下さい。(お子様の手の届かない場所に保管してください。)
◆油溶性シミ(例2:マジック、クレヨン)
1.ベンジンなどを染み込ませ、ブラシ等で叩く。
2.汚れ部分を布でつまみ出す。
3.中性洗剤を染み込ませ、布で汚れをもみ出す。
4.最後に水をスプレーして、余分な水をタオルに移し取る。
◆その他のシミ(例:血液、卵)
1.ベンジンなどを染みこませる。
2.布を敷き、上からブラシなどで叩き、布にシミを移し取る。
3.中性洗剤を染み込ませ、布にシミを移し取る。落ちなければ漂白剤を用いて同様に。
4.最後に水をスプレーして、余分な水をタオルに移し取る。
・漂白剤を使用される場合は、目立たない部分で布が脱色しないかご確認のうえでご利用ください。
・上記の処置は100%の効果を保証するものではありません。お客様の責任のもとに処理くださいませ。